カミングアウトしちゃだめ?発達障害を受け入れられる人を見極める3つの条件とは

カミングアウトしてもよい人

自閉症を武器に生きようと試行錯誤しているライターの城です。

「発達障害であることを周りに伝えた方がいいの?」

そうお悩みの人も多いのではないでしょうか。

このブログでは自分のことを公開していますが、基本的に僕は発達障害のことを外部にカミングアウトすることはおすすめしません

なぜなら相手にかなりの人間力が求められるからです。

その人間力を持っていない人に打ち明けたところで、その人は受け入れられません。

むしろ弊害の方が大きいため打ち明けない方がマシ、ということも多いです。

どういうことか今ひとつピンとこない人もいますよね。

じゃあどういうことかもう少し詳しく解説します。

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発達障害であることを伝えるときに、どんなことを求めてるの?

発達障害であることを伝える目的は何でしょうか。

僕は大まかに2つ理由があると思います。

  • その人に自分のことを理解してもらう
  • 自分ができないことを理解してもらい、協力を求める

特に②番は、仕事が関係するときに、重要なことですよね。

余談ですが、僕がこのブログでカミングアウトしている目的は、「発達障害の人が前向きに生きられる情報を発信したい」という目的があるからです。

これに該当する人はあまりいないかと思うので割愛します。

本題に戻りますが、この2つの目的を果たすためには相手の人間力が求められる、ということです。

その人間力がないと、こんなことが起こることも珍しくありません。

    • <li

>「ふーん」で終わって

    やんわりと距離を取られる

  • 「でも仕事には関係ないよね」なんて、求めていることと真逆の結果になる

ではそうなってしまわないためにはどんな能力が必要なのか、次に見ていきましょう。

 

発達障害を受け入れられる人を見極める3つの条件とは

発達障害を受け入れられる人を見極める3つの条件とは

発達障害であることを受け入れるためには、3つの条件が必要です。

具体的には以下の通り。

  1. 人を肩書きや病気で判断しないこと
  2. 自分と相手の価値観が違うということを理解していること
  3. その人の考えや意志を尊重する姿勢があること

まぁなんというか抽象的ですね。はい、もう少し詳しく説明します。

条件①:人を肩書きや病気で判断しないこと

発達障害を受け入れられる人は、肩書きや病気というレッテルで人を判断しません

発達障害は、自閉症、ADHD、学習障害などありますが、どの程度当てはまるかも、その程度も一人一人で全く異なります。

だから、「肩書き」や「病気」で型にはめる人だと、その人がどんな悩みがあって、どんなトラブルを抱えているのか把握できません

挙げ句の果てに病気なんだったら治せば大丈夫だよね、なんてトンチンカンなことを言い出しかねません。

ただ肩書きや病気で判断する人が残念ながら本当に多いです。

履歴書で経歴やら学歴がやたらと重視されていることからもそう思います。

まぁ、型にはめて人を見るのは楽だからしょうがないと思っています。

 

条件②:自分と相手の価値観が違うということを理解していること

発達障害を受け入れられる人は、自分と相手の価値観が違うということを受け入れられる人です。

言葉にすると当たり前に聞こえますが、実際それができない人は結構います。

特に発達障害を抱えている人は、いわゆる健常者という人と比べると、価値観が大きく異なることも珍しくありません。

そこで価値観が違うということが理解できないと、意思疎通ができなかったり、相手の一方的な意見を押し付けられることがあります。

例えば、こんなことをいう人は、自分と違う価値観があるということが理解できていません。

  • やたら「常識」を強調する
  • 「普通は〜でしょ」と断定する
  • 「いいから黙って俺のいう通りにしろ!」なんて上から目線で言われる

こういった人に発達障害であることを打ち明けるのは、時間の無駄でしかないので辞めておきましょうね。

 

条件③:その人の考えや意志を尊重する姿勢があること

発達障害を受け入れられる人は、相手の考えを尊重する姿勢があります。

相手の考えていることを丁寧に理解しようとし、そのことを肯定できる姿勢のことです。

具体的にはこんな人であれば、尊重してくれる可能性はあるでしょう。

  • 「〜さんはどう思う?」と考えを聞いてくれる
  • 聞いた考えを否定しない
  • その考え方に沿ってなんらかの行動を提案してくれる

正直に言えば、ここまでできる人はかなりの人格者です。

ただここまでできる人でないと、発達障害のことを理解するのは難しいんじゃないかなとも思います。

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カミングアウトしたいなら伝えるべき相手を見極めよう

今回は発達障害であることをカミングアウトして、受け入れられる人はどんな人なのかについて話しました。

まとめるとこんな感じでしたね。

  1. 人を肩書きや病気で判断しないこと
  2. 自分と相手の価値観が違うということを理解していること
  3. その人の考えや意志を尊重する姿勢があること

これは僕の体感値ですが、これらの条件を満たす人は、健常者の人でもかなり少ないです。

会社に勤めているときに、これが3つともできているなと思うのは100人に一人くらいの割合でした。

むしろ会社によっては一人もいないなんてこともありえます。

だから、発達障害であることを受け入れられる人間は希少です。

もしそういう人がいるのならできるだけ大事にしてください。

もしかしたら、当事者の方の中には「これは自分でもできなきゃいけないの?」と不安になる人もいるでしょう。

これは相手に求められることで必ずしも自分ができている必要はありません。

ですが、自分でもできるようにならないと、そういう相手を見つけるのは難しいとも思います。

そういう理解者を求めるのであれば、自分自身がこういった能力を身に付けることを意識してみてはいかがでしょうか。

急にできるようにはなりませんが、そうした姿勢を理解してくれる人は出てくるかもしれませんよ。

 

 

2 件のコメント

  • 2016年4月施行の改正障害者雇用促進法により、会社自体に差別禁止と合理的配慮の義務が課されています。

    実施状況についてまだ予断が許されない状態ですが、「人を見極める」という話ではもうないです。

    • ご返信ありがとうございます。
      みっちーさんのコメントの趣旨はこの法律によって、「どう配慮されるかが問題であり、発達障害の当事者は人を見極めるかどうかは問題ではない」ということでいいでしょうか。

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