価値観が合わない人の考えを理解するための5つのステップ【発達障害】

自閉症をもち、価値観を合う人を見つけるのがすごく大変なライターのじょーです。

ただ、少なくても自分のことを理解してくれる人がいることで結構救われています。

先日sarahahでこんな質問をいただきそれに対してこうコメントしました。

価値観の合わない人と無理に合わせる必要はないと思います。

ですが、価値観が合わないと嘆く前に考えて欲しいことがあります。

それは、あなたが価値観を理解しようと努力したのかどうかということです。

価値観が合わないという結論を出す前に、相手の価値観を理解するためにやってみて欲しいことが5つあります。

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価値観を理解するための5つの努力

価値観の合う人を見つけるためには、合わせる気持ちがないといけません。

ただその価値観を理解しようとするためにはいくつかの心の準備が必要です。

自閉症や発達障害の人にとっては難しいこともたくさんありますが、僕なりの対処法も合わせて紹介します。

 

①:好き嫌いの主観を除いて客観的に見る

一度嫌悪感を持つと、その偏見から離れられないことが多いです。

多分自閉症の僕だとなおさらその傾向が強いです。

価値観を理解するためには好き嫌いから離れて、客観的に見る必要があります。

無理やり好きでいようとする必要はないです。

できるわけがないですよね。

ただ、嫌いだと決めてしまうと、その理由を考えるのをやめてしまう危険性がある、ということには注意した方がよいと思います。

嫌いなことに取り組むとき、「やっぱり嫌い」だと思おうとしてしまう傾向にあります。少なくとも僕はそうです。

まずは、その「嫌い」な気持ちを外に置いておくイメージで、相手の価値観を理解するように努めましょう。

 

②:相手の大事にしていることを正確に理解する

好き嫌いの感情を抜きにして、フラットに見れるようになったら準備完了です。

その次に相手の価値観をより深く理解するために注力しましょう。

価値観を理解するというと抽象的でわかりにくいですね。

その場合は「相手が大事にしているものを理解すること」だと考えれば、わかりやすくなるのではないでしょうか。(厳密な定義とは異なるかもしれませんが)

とはいえ、「あなたの大事にしているものはなに?」なんて聞いても素直に答えてくれる人はそれほど多くありません。

また本人が大事にしているものを自覚していないケースもあります。

じゃあどうやって価値観を考えるのかというと、相手の行動の理由を考えるのがいいと思います。

 

③:行動を観察する

僕は相手の価値観がなんなのか考えるときに相手の行動を見ます。

具体的には、

  1. 特定の状況でその人がとる行動
  2. 多くの人がやりがちだけど、その人がやらない行動

以上の2つに特に注目します。

価値観が「その人が大事にしている考え方」であるならば、それは必ず行動に現れます

あるいは絶対にしたくないことであれば、「ある行動をしていないこと」も価値観に現れるかもしれません。

例えば僕は、「その人の行動や考え方を尊重すること」をすごく大切にしています。

その価値観のために、意識していることが、

  1. 自分と考え方が違ってもそれを否定しない
  2. 自分の思っていることははっきりと言う

ということを大事にしています。

この行動は、一番最初に書いた「その人の行動や考え方を尊重すること」という価値観が前提条件にあります。

ここに好き嫌いの感情は入れてはいけません

フラットに事実だけに注目すること、まずはそれからはじめてみましょう。

 

④:行動の理由を仮説をたてて検証する

フラットに相手の行動が観察できてきたら、大分冷静に物事が見れるようになっているはずです。

そうしたら、次に行動の理由を考えて見ましょう。

僕の場合はこんな風に考えています。

  1. その人の行動を観察する
  2. その人の行動の理由を考える(仮説でOK)
  3. その仮説が正しいのか、その人の行動を観察し続ける
  4. 仮説に反する行動があれば、もう一度仮説を立てる

この繰り返しです。

最初は慣れないかもしれませんが、仮説検証に慣れてくると仮説の精度も上がってくるはずですよ。

ただし、この検証には終わりがありません。

ですので、ある程度自分の仮説に自信が持てたら最後のステップに移行しましょう。

 

⑤:自分の価値観と共存できないか結論を出す

①〜④を通して、相手の価値観をある程度正確に理解できてきたかと思います。

最後にやるべきなのは、相手の価値観は本当に自分の価値観と共存できないのか、ここで結論を出しましょう。

ただし、価値観が100%合う人なんて存在はありえないことに注意してください。

価値観なんて違って当たり前。

90%あってるとか%で表せるものでもありません。

じゃあ価値観が合うってなんなんでしょう。

価値観が合う、合わないというのは、自分が生きていくのに欠かせない価値観を共有できるかどうかだと僕は思っています。

自分の考え方を例に出してみます。

自分の大事にしていることの一つに「相手を尊重できるかどうか」があります。

「自分と考え方が違ってもそれでもいいかと思えるかどうか」とそういう考え方を持っているかどうか、価値観の合う合わないを僕はこうやって判断しています。

これを大事にできている人とは、他の価値観が合わなくても、付き合っていけます。

逆に言えば、これが共有できないと判断したとき、僕は「価値観の合わない人」として距離をおきます。

そこで合わないと判断したのなら、無理に付き合う必要はありません。

できるだけ距離を置いてそっとフェードアウトしましょう。

 

最後に:相手の価値観を理解しようとしないと自分の価値観はわからない

今回は、価値観を理解するためにどんなことをするべきなのか、できるだけ具体的に紹介しました。

こうやって自分と相手の価値観をすり合わせていくと、自分がちゃんと大事にしたい価値観が見えてきます。

というよりそうしないと自分の価値観はわからないです。

価値観のすり合わせは筋トレみたいなもので、最初からうまくはできません

ときには結論が出ているのに、先延ばしにしていることもあります。

ときにはまだ結論を出すべきときではないのに、結論を出してしまうこともあります。

うまくやる必要はありません。

一人一人の人ときちんと向き合って結論を出す。

このプロセスを繰り返していくと自分の価値観も理解できますし、相手の価値観に対する理解の精度も確実に向上していきます。

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価値観のすり合わせは一生かけて取り組む価値のあるタスク

この質問をくれた人がどのような状況で「価値観が合わない」と言っているのかは正直判断できません。

価値観をすり合わせるのに、ここまでやっているのであれば「違うところを探したほうがいい」と言えます。

ですが相手と価値観をすり合わせてもいないのだとしたら、自分の価値観がどうのこうの言うよりやることがあります。

相手の価値観が理解できていないままの人は、実は自分のこともわかっていません

価値観を理解するって簡単じゃないです。自分のも、人のも。

少なくとも僕にとっては一生かけて取り組むタスクだと思っています。

その理解度が深まるほど自己理解も深まりますし、それに比例して相手との親密度も上がっていきます。

ですから相手とどう価値観が違うのか、その検証を積み重ねてみてください。

自分と相手の価値観に対する、客観的な目線が身について来るはずです。

そうやって自分の価値観が理解できてくるから、自分と価値観の合う人が見つかってきます

少なくとも見つかる可能性はぐんと高まります。

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